見聞録


奈良:東大寺
撮影:1997.02.16

◆奈良:東大寺界隈MAP◆
概要
  728年、聖武天皇が皇太子供養のため建立した金鐘寺が東大寺の始まり。
 大仏殿や講堂などの伽藍が完成したのは789年。
 その後1180年に平重衝、1567年には松永久秀によって伽藍が焼失。
 現在の伽藍は1709年に再建されたもので、創建当時の7割ほどの規模だと言われる。
 今でも、大きな大仏殿だが、当時の大きさがどれほどのものであったか想像すると、その大きさが判る。
 大仏殿の前には100m級の東西に七重塔がそびえ立っていたと言う。
 現在の大仏殿は天竺様の豪快で洗練された挿肘木で、鎌倉時代以降のもの。
 創建当時の内部構造も見てみたい。
 七重塔は是非、再建して欲しいものだ。
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◆奈良:東大寺境内◆
奈良市雑司町406-1
東大寺寺務所
TEL-0742-22-5511
最寄駅:近鉄奈良駅
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◆東大寺南大門前◆
東大寺界隈と歴史
東大寺界隈は奈良公園、春日大社、興福寺が隣接し、
国立博物館や猿沢池に続くみやげ物街など、見どころは満載だ。

東大寺伽藍は752年に開眼供養が行なわれた後、
西塔や東塔、中門、講堂などが造営された。
伽藍が完成したのは789年。
途中2度の戦乱で焼失したが、現在の伽藍は1709年に再建された。
現在は西塔や東塔などの七重塔は無い。
  
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◆東大寺南大門◆
東大寺:南大門(国宝)
東大寺の正門。
天平創建時の門は平安時代に火災ではなく大風で倒れたという。
屋根は入母屋造、五間三戸二重の楼門。
下層に天井はない。
柱は屋根裏まで達し、大円柱18本は、21mにも及ぶ。
門の高さは基壇上25.46m.
 
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◆東大寺南大門2◆
東大寺:南大門軒下
 軒下の挿肘木の巨大なスケールに圧倒される。
大仏殿にふさわしい我が国最大の山門である。
 
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◆東大寺:大仏殿◆
東大寺:大仏殿 (国宝)
東大寺の大仏殿は金堂のこと。
創建は奈良時代。
現在の建物は江戸時代の宝永6年(1709)に再建された。
規模は創建当初に比べて東西が3分の2に縮小。
それでも用材の伐採から完成までに20年以上の歳月を要し、
使用された用材は2万6千本余に達したといわれる。
 
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◆東大寺:大仏殿2◆
東大寺:大仏殿唐破風
 その後、明治39年(1906)から解体工事に着手、
内部に鉄骨を用いて補強するなど新しい工法が加えられた。
最後は昭和47年(1972)から昭和大修理が行なわれ、現在に至っている。
 建物は一重裳階つき寄棟造り・本瓦葺。
正面銅版葺き唐破風も見事。
東西57.012メートル、南北50.480メートル、高さ48.742メートルにも及ぶ、世界最大の木造建築物。
堂内の天井付近の挿肘木などのスケールは他を圧倒する大きさだ。
 
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◆東大寺二月堂◆
東大寺:二月堂 (重要文化財)
東大寺:二月堂 (重要文化財)
二月堂の名は2月にお水取りが行なわれることから由来している。
創建当初の建物は小規模だったようだが、お水取りの拡大に合わせて増築されたと聞く。
二月堂の上層からの東大寺伽藍の展望も素晴らしい。
 




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