見聞録


長野:善光寺
撮影:1997.01.02

◆善光寺参道◆
長野:善光寺概要

 山号は定額山(じょうがくさん)。
仏教が諸宗派に分かれる以前からの寺院であることから、
宗派の別なく宿願が可能な霊場と位置づけられている。
(現在は天台宗と浄土宗の別格本山ともなっている)
 天皇三年(644年)には勅願により伽藍が造営され、
後に本田善光の名を取って「善光寺」と名付けられた。
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◆案内図◆
長野県

 古えより、四門四額(しもんしがく)と称して、
東門を定額山善光寺、
南門を南命山(なんみょうさん)無量寿寺(むりょうじゅじ)、
北門を北空山(ほくくうさん)雲上寺(うんじょうじ)、
西門を不捨山(ふしゃさん)浄土寺(じょうどじ)とする。
 善光寺本尊の一光三尊阿弥陀如来様は日本最古の仏像(秘仏)がある。
これは欽明天皇の時代に百済王から献呈されたものとされ、
推古天皇の命により本田(本多)善光の手で現在地に遷座したと伝えられる。
 僧侶が開山したものでなく、各門に山号や寺の名前があるなど、珍しいな寺院形態になっている。

最寄駅:JR長野駅
  
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◆三門(山門)◆
三門(山門)

 寛延三年(1750年)に建立された二層入母屋造りの門。
平成大修理に建立当時と同じ栩葺き(さわらの板)の屋根に復元された。
楼上には輪王寺宮筆の「善光寺」と書かれた額がある。
額の字は通称「鳩字の額」と呼ばれ、3文字の中に鳩が5羽隠されているそうだ。
また「善」の字は牛の顔に見えると言われ、「牛に引かれて善光寺参り」の信仰を表しているとも言われる。
重要文化財

禅宗のように三門(三解脱門:さんげだつもん)と呼ばれているのも珍しい。
  
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◆経蔵◆
経蔵
  宝暦九年(1759年)に建立。宝形造り。
内部中央には八角の輪蔵があり、『一切経』が収められている。
経蔵内には輪蔵を考案した傅大士と伝教・慈覚の両大師像が祀られています。
重要文化財
 
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◆仁王門◆
仁王門

 仁王門は宝暦二年(1752年)に建立。
善光寺大地震などにより二度焼失し、現在のものは大正七年(1918年)に再建。
 仁王像並びに仁王像背後の三宝荒神・三面大黒天は共に高村光雲・米原雲海の作で、
原型は善光寺史料館に展示されている。
 
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◆鐘楼・梵鐘◆
鐘楼・梵鐘

 嘉永六年(1853年)に再建。檜皮葺。
梵鐘は寛文七年(1667年)鋳造。
毎日午前10時から午後4時の毎正時に時を知らせる。
更に長野オリンピックの開会を告げた鐘として知られている。
重要美術品
 
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◆史料館◆
史料館

外観は裳階(もこし)付きの三重塔。
中は史料館になっていることから、RC造と思われる。
 




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